公共公益機関様
国、独立行政法人、地方公共団体等の公共公益機関では、業務効率化や多様な働き方実現のためにペーパーレス化やテレワーク等を推進していますが、なかなか進まない理由の一つに十分な情報セキュリティの確保が難しいということがあります。公共公益機関において扱う情報には機密性が高いものも含まれるため、政府や各機関で定める情報セキュリティのルールを満たしながら、運用する必要があります。端末、ファイル共有サーバ、メール、グループウェア、複合機、回線等の業務を実施するにあたり基盤となる要素の集合体であるLANシステムとしてそうした情報セキュリティを実現するためには、技術的な専門性も求められます。そのため、情報セキュリティを確保したうえで業務効率化をすることは、どの公共公益機関も抱える大きな課題となっています。
こういった課題を解決するには、政府や各機関で定める情報セキュリティのルールをしっかり理解したうえで、業務効率向上に資する要望を取りまとめ、業務やコスト、他課題への影響も考慮しながら、限られた時間の中で「あるべき姿」を描き、具体的なLANシステムの構想としてかたちにすることが求められています。
グラビス・アーキテクツは、政府が定める情報セキュリティ基準をクリアできるLANシステム構築の方法を大きく3つのプロセスに分けて行います。
【LANシステムの検討プロセス】
フェーズ1|求められるLANシステムを多角的に検討
フェーズ2|LANシステム具体化の支援
フェーズ3|目標の達成度を測定し、改善案を提案
こちらの方法について、ご説明いたします。
実現する目標と課題の設定
ペーパーレス化、テレワークの実現の観点からLANシステムに求める実現目標を具体的に設定しました。その後、LANシステムの現状を調査し、目標を実現するうえでの課題および検討すべき構成要素を洗い出しました。
実現性を確保したシステム全体像の検討
検討した課題に対し、情報セキュリティやコストの観点も踏まえLANシステムとして最適な全体像を検討しました。LANシステムの構成要素は複雑に影響し合うため、目標を達成するうえで優先度を設定し、優先度の高いものから順に検討しました。
運用評価支援
システムの運用開始後、設定した目標に対する達成度を測定し、目標との差について、アンケート等を実施し、要因分析を実施した。要因分析の結果を踏まえ、改善案を提案しました。
なお、詳細なサービスの内容ついては、こちらを参照ください。